頭痛にはどんな種類があるの? ~知っておきたい頭痛の基礎知識~|淀川区東三国駅徒歩4分|きくかわ内科・脳神経・消化器クリニック

〒532-0002大阪府大阪市淀川区東三国四丁目11番17号リーフコート2階

06-6151-9838

         LINE予約 WEB予約
         
きくかわ内科・脳神経・消化器クリニック

頭痛にはどんな種類があるの? ~知っておきたい頭痛の基礎知識~

頭痛にはどんな種類があるの? ~知っておきたい頭痛の基礎知識~|淀川区東三国駅徒歩4分|きくかわ内科・脳神経・消化器クリニック

2026年6月20日

頭痛は、風邪や腹痛と並んで非常に身近な症状のひとつです。日本では多くの方が慢性的な頭痛に悩んでいるといわれており、「疲れているだけだろう」「いつものことだから」と我慢しながら生活している方も少なくありません。
しかし、頭痛にはさまざまな種類があり、適切な治療によって症状を大きく改善できるものもあれば、中には重大な病気が隠れていることもあります。そのため、頭痛を正しく理解することは健康管理において非常に重要です。
今回は、頭痛の分類や特徴についてわかりやすくご紹介します。

頭痛は大きく2種類に分けられます
頭痛は国際頭痛分類という診断基準に基づき、大きく次の2つに分類されます。
① 一次性頭痛 
一次性頭痛とは、脳や血管などに明らかな異常が見つからず、頭痛そのものが病気であるタイプです。
一般的に頭痛外来や内科で診療する頭痛の多くはこの一次性頭痛にあたります。
代表的なものとして、
片頭痛
緊張型頭痛
群発頭痛
があります。
命に関わる病気ではないことがほとんどですが、日常生活や仕事の質を大きく低下させることがあります。
② 二次性頭痛
二次性頭痛とは、別の病気が原因となって起こる頭痛です。
原因となる病気には、
くも膜下出血
脳出血
脳梗塞
髄膜炎
脳腫瘍
副鼻腔炎
緑内障
高血圧緊急症
などがあります。
二次性頭痛の中には早急な診断や治療が必要な病気も含まれるため、まずは危険な頭痛ではないかを見極めることが診療の第一歩となります。

一次性頭痛について

片頭痛
片頭痛は、頭の片側あるいは両側に起こるズキズキとした拍動性の痛みが特徴です。
女性に多くみられ、20~40代で発症することが多いとされています。
典型的には、
数時間から数日続く
体を動かすと悪化する
吐き気を伴う
光や音がつらく感じる
といった特徴があります。
また、人によっては頭痛の前に、
視界がチカチカする
ギザギザした光が見える
手足がしびれる
といった「前兆」が現れることもあります。
誘因としては、
睡眠不足
睡眠の取り過ぎ
ストレス
ストレスからの解放
月経
飲酒
気圧変化
などが知られています。
単なる肩こりや疲労と思われがちですが、近年では有効な治療薬も増えており、適切な治療によって症状を大きく改善できるようになっています。

・緊張型頭痛
緊張型頭痛は最も多くみられる頭痛です。
片頭痛のような強い痛みではなく、
頭全体が重い
締め付けられる感じがする
ヘルメットをかぶっているような感覚
などと表現されることが多い頭痛です。
原因としては、
長時間のデスクワーク
スマートフォンの使用
首や肩の筋肉の緊張
精神的ストレス
睡眠不足
などが関係しています。
吐き気を伴うことは少なく、日常生活は何とか送れる場合がほとんどですが、慢性的に続くことで生活の質が低下することがあります。
特に近年はパソコンやスマートフォンを使用する時間が増えているため、緊張型頭痛に悩む方も増えていると考えられています。

・群発頭痛
群発頭痛は頻度こそ高くありませんが、非常に強い痛みを伴う頭痛です。
主に男性に多く、
目の奥をえぐられるような痛み
片側だけに起こる
毎日ほぼ同じ時間に起こる
といった特徴があります。
頭痛発作中には、
涙が出る
鼻水が出る
まぶたが下がる
目が充血する
などの症状を伴うことがあります。
痛みは非常に激しく、「じっとしていられない」と訴える患者さんも少なくありません。
一定期間に集中して起こるため「群発頭痛」と呼ばれています。

二次性頭痛について

頭痛診療で最も重要なのは、危険な二次性頭痛を見逃さないことです。
多くの頭痛は一次性頭痛ですが、ごく一部に緊急性の高い病気が隠れていることがあります。

・くも膜下出血
くも膜下出血では、
「バットで殴られたような痛み」
「人生で最悪の頭痛」
と表現される突然の激しい頭痛が特徴です。
吐き気や嘔吐、意識障害を伴うこともあります。
緊急治療が必要なため、突然の激しい頭痛が出現した場合は速やかな受診が必要です。

・髄膜炎
細菌やウイルスによる感染によって脳や脊髄を覆う膜に炎症が起こる病気です。
頭痛に加えて、
発熱
首の痛み
項部硬直
意識障害
などを認めることがあります。
特に高熱を伴う頭痛には注意が必要です。

・脳腫瘍
脳腫瘍による頭痛は比較的まれですが、
徐々に悪化する
朝方に強い
吐き気を伴う
手足の麻痺やしびれを伴う
などの特徴を示すことがあります。

・薬剤の使い過ぎによる頭痛
意外と見落とされやすいのが「薬剤使用過多による頭痛」です。
頭痛薬を頻繁に使用することで、かえって頭痛が慢性化してしまう状態です。
市販薬も含めて、
月に10~15日以上
数か月以上継続
して服用している場合には注意が必要です。
「頭痛があるから薬を飲む」

「薬が切れると頭痛が起こる」

「さらに薬を飲む」
という悪循環に陥ることがあります。

危険な頭痛のサイン

次のような症状がある場合には、早めの受診をおすすめします。

✓ 突然始まった激しい頭痛

✓ 今まで経験したことのない頭痛

✓ 発熱を伴う頭痛

✓ 意識がもうろうとする

✓ 手足のしびれや麻痺を伴う

✓ けいれんを伴う

✓ 頭痛が徐々に悪化している

✓ 50歳以降に初めて出現した頭痛

✓ がんや免疫不全の既往がある

これらは重大な病気のサインである可能性があります。

頭痛診療で大切なこと

頭痛の診断では、CTやMRIなどの画像検査も重要ですが、それ以上に詳しい問診が大切です。
いつから始まったか
どこが痛むか
どのような痛みか
どれくらい続くか
どのくらいの頻度で起こるか
吐き気やしびれはあるか
頭痛薬をどれくらい使用しているか
などを確認することで、多くの場合は頭痛の種類を推測できます。
必要に応じて神経学的診察やCT検査などを行い、危険な病気が隠れていないかを確認します。

まとめ

頭痛は大きく「一次性頭痛」と「二次性頭痛」に分けられます。一次性頭痛には片頭痛や緊張型頭痛などがあり、多くの方が悩まされている一方で、適切な診断と治療によって症状の改善が期待できます。

また、頭痛の中にはくも膜下出血や髄膜炎など、早急な対応が必要な病気が隠れていることもあります。

「いつもの頭痛だから」と自己判断せず、頭痛の性質が変わった場合や気になる症状を伴う場合には医療機関への相談をおすすめします。

当院では、頭痛の原因を丁寧に診断し、必要に応じてCT検査なども活用しながら適切な治療をご提案しています。慢性的な頭痛でお悩みの方や、初めて経験する頭痛が気になる方は、お気軽にご相談ください。

当院は脳神経疾患・消化器疾患を専門とするクリニックです。生活習慣病や発熱、健診など一般内科に関しても対応しておりますのでお気軽にご相談ください。
東三国・新大阪・三国など大阪で、
・頭痛がある
・もの忘れが気になる
・パーキンソン病じゃないか心配
・めまいでつらい
このようなお悩みがある方は、きくかわ内科・脳神経・消化器クリニックにご相談ください。

TOP